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デスノート考察 ~キラはどうやったらニアに勝っていたのか?~


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第二部ではニアとキラ(夜神月)の激しい頭脳戦を展開し、最終的にニアがキラに勝ち、キラ事件は終止符を打ちました。

しかし、キラがニアに勝つことはできなかったのでしょうか?

そこで、キラはどうやったらニアに勝っていたのかを考えてみます。

 

ニアに勝つにはキラもしくはキラの殺人を行っている者がニアの本名を知り、直接会い顔を見て、デスノートで殺す必要がありました。

 

その為にはニアの作戦を読む必要がありました。

そこでまず、ニアが夜神月をキラだと証明するまでの経緯をおさらいします。

 

ニアが夜神月をキラだと証明するまでの経緯

 

Lが死んだのでデスノートが日本警察にあると推測。

SPKにスパイがいると推測。

多木村警察庁長官が誘拐され、多木村警察庁長官救出と共に日本警察からデスノートを奪おうとする。

 

誘拐犯がメロだと推測。

多木村警察庁長官を殺したのがキラだと推測し、キラは日本警察の情報を手にしていると推理。

 

デスノートが一度、日本警察から他へ渡った方が良いと発言し、デスノートが誘拐犯の手に渡る。

板チョコを食べていたかもしれないことから誘拐犯がメロだと推理。

 

日本警察と二代目L(夜神月)を信用せず、協力せずに単独で誘拐犯、キラを捕まえると発言。

 

SPKにいたスパイからの情報でSPKのほとんどがスパイもろともメロに殺される。

 

日本警察がメロのアジトを見付けたのはキラが教えて来たからで、キラがアジトを見付けた手段は分からないこと、11月10日にアメリカ中のマフィアが死ぬことをキラが日本警察に教えて来たこと、その情報を信じたことに懐疑。

キラと日本警察が一度は協力して、メロからデスノートを奪還するのは良いとして元々、日本警察がデスノートを持っていたことをキラは見逃していることは可笑しいと判断し、キラと日本警察はグルで二代目Lがキラと推測。

SPKの捜査協力に消極的なのは自分達を探られたら困るからと推測。

 

アメリカ副大統領のキラを追わない宣言より、SPKは解散してメロがSPKの誰かに接触してくるかどうかを見る。

メロから死神がいること、デスノートに触れた者は死神が見えること、デスノートに嘘のルールがあることを教えて貰う。

 

二代目Lから教えて貰ったデスノートのルールの中で嘘のルールが13日以内に次の名前を書かないと自分が死ぬルールと推測。

キラが日本警察にいて、死神に嘘を付かせていると推理。

 

日本警察にキラが言った途端、SPKのアジトが民衆に襲われ、キラが二代目Lだと断定。

 

相沢から初代Lにキラと疑われて、50日以上監禁された後、一度解放され、火口確保時に判明した13日ルールで潔白にされたのが二代目L、第二のキラも監禁されたと聞かされ、当時の夜神局長に二人を連れ出され、Lが「二人をキラと第二のキラと断定した」と言い、今から処刑場に連れて行くと、そして、その途中、夜神局長が「キラを殺し自分も死ぬ」と容疑者に銃を突きつけたことから夜神局長と容疑者は親子で二代目L=キラは夜神月と推理。

キラは監禁を利用して、自分から監禁される前にデスノートに13日の嘘のルールを死神に書かせたか書く物を借り、自分の無実にしたと推理。

そして、Lの力を信じ、火口を捕まえ、ノートをLが手にし、13日のルールを見るのを待ったと推理。

相沢から死神の目と取引の話を聞く。

 

レスター指揮官からの情報でキラが夜神月、第二のキラが弥海砂、流河早樹がLと断定。

現在殺しをさせている者がいると断定。

 

高田アナウンサーをキラの代弁者としたのは殺しをさせている者の独断と推測。

高田アナウンサーと夜神月はまだ、コンタクトが取れていないと推定。

 

高田アナウンサーが夜神月とノートを使っているXキラと繋がり、命を保障されていると推理。

LキラとXキラはどこかで繋がっているが、Lキラが見張られていることから会っていることは不可能で、キラのメッセージはNHN、Lキラは直接、高田アナウンサーと会っているので、高田アナウンサーを介して意思疎通を図っていると推理。

夜神月がキラだというデスノートに名前を書かせることで100%の証拠を見せ、勝利すると発言。

 

高田アナウンサーがキラ崇拝者であり、Xキラがそれを知っていたから、高田アナウンサーがキラ代弁者に選ばれたと推理。

テレビ出演の映像から魅上照がXキラと推理。

 

魅上照がノートに名前を書き込んで、電車内で女に絡んでいた男が死んだことから魅上照がXキラと断定。

 

死神を使い夜神月と魅上照のコンタクトを取らなかったことは使えない死神か、魅上照の死神は夜神月以外にも認知できるか、高田アナウンサーがフェイクか、魅上照には死神は憑いていないを考える。

魅上照の独り言から魅上照には死神は憑いていないと判断。

 

第二のキラだった弥海砂を排除するために軟禁。

ジェパンニがデスノートに触れ、23日間死の状況が操れるため、ジェパンニが操られてデスノートに触れ、死神が憑いていないと言わされているだけの可能性も考え、1月24日以降にLと対峙すると発言。

 

魅上照にSPK、日本警察の捜査員全員の名前を偽のデスノートに書かせる為に、SPK、日本警察の捜査員全員を揃わせること、出入り口のドアが一つしかないYB倉庫で会うこと、日本警察にあるデスノートをL以外の者が持ってくること、1月28日に会うことをLに会うための条件に入れる。

 

魅上照に細工したデスノートに名前を書かせて、そこに名前がない者がキラと発言。

本物のデスノートを全てすりかえ、ジャパンが作った模造品のデスノートに夜神月の名前がないことを証明。

メロが高田アナウンサーを誘拐した時に、魅上照が高田アナウンサーの名前を書くために貸金庫に隠しておいた本物のデスノートを出して、高田アナウンサーの名前を書き、実際に殺しを行っていたのは切り取ったデスノートを使っていた高田アナウンサーで、魅上照は偽物のデスノートに高田アナウンサーが書いた犯罪者と同じ名前を書いていることに偽物のデスノートの可能性に気付く。

 

夜神月が自分がキラと告白。

夜神月がリュークに殺される。

 

松田がニアがデスノートで魅上照を操って殺したと推理。

また、ニアが魅上照が持ち歩いていた偽のデスノートに細工した時点で偽と考え、メロにリドナーを通じて都合の良い情報だけを流させ、偽のデスノートだと確信させたと推理。

 

 

ニアが拘ったのはLの意思を継いだ上でキラを捕まえることです。

 

つまり、

 

「夜神月がキラだという確たる証拠を突きつけて勝つ」

 

です。

 

夜神月もそれに拘っていることは知っていました。

ニアは絶対に顔は見せないと考えていました。

 

ニアの顔も知らなければ、本名も知りません。

ニアと直接対峙する時、死神の目を持つ者がニアの顔を見て、デスノートに名前を書くしかなく、その対峙のチャンスはニアが夜神月にキラである証拠を見せる時しかないと考えていました。

 

そして、夜神月はニアがデスノートに細工して、魅上照にデスノートに名前を書かせる策を必ず取ってくると考え、わざと、魅上照に死神やノートという発言を外でさせ、魅上照が電車でデスノートを使う振りをして、ニアをまんまと誘導していました。

 

つまり、ニアを殺すチャンスは魅上照が今まで隠してあった本物のデスノートでニアの名前を書くしかないということです。

 

しかし、メロの高田アナウンサー誘拐時に、本物のデスノートを隠しておいた貸金庫から出してしまい、偽物のデスノートに高田アナウンサーの名前を書いてしまい、ニアに今までデスノートを使って、キラによる殺しをしていたのは魅上照ではなく高田アナウンサーで、魅上照が持っていたデスノートは偽物だということに気付かれてしまいました。

 

そして、夜神月もニアが会う日程を延期するとデスノートの細工が自分にバレると思い、夜神月は偽物のデスノートにニアが細工したと信じ込みました。

 

そして、夜神月が高田を殺してしまった以上、魅上照と連絡する手段がなくなってしまいました。

魅上照の方がデスノートに高田アナウンサーの名前を書くのが遅くても、魅上照は死因を焼身自殺と偽のデスノートに書いていたので、この段階で気付くことは不可能だったでしょう。

 

ただ、唯一、気付くチャンスがあったとすれば、松田の推理通り、ニアと会う1月28日当日の朝です。

 

夜神月が魅上照に「貸金庫に隠してあったデスノートが本物かどうかを試せ」と指示しておけば、魅上照が偽のデスノートに気付いた筈です。

そうすれば、少なくともYB倉庫ではキラが夜神月だと証明できず、魅上照はSPKの顔を見て、ジェパンニが作った偽のデスノートにその場では名前をメモして、直ぐに帰り、後日で夜神月が魅上照の自宅へ行き、夜神月の隠し持っていたデスノートの切り端にSPKの名前を書けばキラは勝利していました。

しかし、これは勿論、ニアがデスノートで魅上照を「デスノートが本物か偽物か疑うことなく」と書いて操って殺していなければの話です。

 

魅上照は規則的に書いており、1日1ページ、デスノートに名前を書くのは毎夜0時過ぎでした。

魅上照が26日と27日の裁きの分は26日に高田アナウンサー名前をデスノートに書いた時に時間指定をしてやっていました。

高田アナウンサーも夜神月の指示で、メロ誘拐時にキラの裁きのリストを魅上照に貰い、隠し持っていたデスノートでキラの裁きをしていました。

28日の裁きの分は朝から昼にかけてする可能性は1日1ページ、デスノートに名前を書くのは毎夜0時過ぎなのでありません。

魅上照が偽物のデスノートにも高田アナウンサーの名前を書く必要はなかったかもしれませんが、偽のデスノートに名前を書いた者たちが高田アナウンサーへ裁きのリストとして送っていたので、几帳面な癖で書いていたのでしょう。

 

デスノートから切り離したページでも殺せたわけですが、魅上照がそれで自宅で殺したのでは万が一、SPKの魅上照宅への侵入やカメラの設置があれば偽のデスノートのことや切ったページで殺せることがバレます。

ですから、魅上照の偽のデスノートを本物に魅せる為、切ったページを高田アナウンサーに渡し実際の裁きをさせていました。

26日と27日の裁きに関しては高田誘拐の後にも高田アナウンサーにリストを送り書かせ、魅上照は念の為に高田アナウンサーの名を記した際に本物のデスノートに一緒に記していました。

そして、ニアは26日、27日の2日間で新たに起きた犯罪者への裁きはないことに気付き、それは28日まで本物のデスノートを出してはならず、夜神月も高田アナウンサーを殺した後、すぐに高田アナウンサー死亡の報道が流れ、それも魅上照も知る為、魅上照が勝手に動いたことを考えられませんでした。

 

よってキラがニアに確実に勝てた方法はなく、ニアがデスノートで魅上照を操っていなければ、勝てたかもしれないということです。

 

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