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スラムダンク名勝負 ~湘北 VS 稜南~


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続いては神奈川県代表インターハイ予選 決勝リーグ3回戦 湘北と稜南との試合です。

 

この試合の勝者がインターハイに出場できます。

湘北は安西監督が前日に倒れ、監督不在で試合に臨むことになります。

この試合は赤木が指示を出します。

試合前、流川が激しい目で仙道を挑発します。

 

試合開始。

海南戦で足を痛めた赤木がジャンプボールで魚住に負けます。

そして、仙道から福田へパスをして、シュートを放ちますが、桜木の脅威の跳躍力でバスケットインターフェアをしてしまいます。

得点は入りましたが、牧と藤真が驚きます。

 

そして、田岡監督が桜木の得点力がないと判断し、ディフェンスの苦手な福田を桜木につかせます。

しかし、宮城からのパスで桜木は特訓の成果が出て、この前まで入らなかったゴール下のシュートを決めます。

 

そして、稜南は福田をアイソレーションで攻めさせ、徹底的に福田で点を取る作戦に出ます。

しかし、三井がファウルを貰い、福田を止めます。

桜木も福田と勝負しますが、油断した桜木は越野にスティールされ、速攻を出されますが、宮城がブロックします。

 

そして、湘北は赤木で攻めますが、魚住がファウルをして止めます。

フリースローを2本貰いましたが、2本とも外してしまいます。

稜南は徹底的に福田で攻め、ここまで福田が全得点を叩き出します。

 

一方、湘北は赤木が簡単なパスミスをして、なかなか調子が出ません。

魚住に倒された時に、試合前忘れていた筈の足の怪我の事を気にし始めたのです。

そして、赤木はなかなか魚住と勝負出来ず30秒を取られてしまいます。

牧もこれを観て、ひどく散漫な動きと批判します。

そして、これを観た稜南の植草は今度は魚住中心で攻めます。

 

そして、魚住がフリースローを外してしまい、湘北は速攻を出しますが仙道がこれをカットして、フリーにしてしまった魚住にパスを出します。

フリーの魚住ですが、赤木の代わりに桜木が脅威の跳躍力とパワーでファウルをして止めます。

 

プレイがずっと散漫な赤木に対して三井は激怒します。

ここで小暮がタイムアウトを取りました。

そして、桜木が赤木に頭突きをして気合いを入れます。

 

頭突きをされた赤木は吹っ切れて、魚住とパワー勝負に出ます。

ダンクをしようとした赤木ですが、仙道にブロックされてしまいます。

しかし、桜木がこのボールを直ぐに取り、ダンクに行きます。

このダンクを魚住が両手でブロックして、桜木が地面に突き飛ばされます。

吹き飛ばされた桜木は屈辱に耐えきれず、魚住にキレます。

慌てて桜木軍団がコートに救済に来て、野間と頭を打ち桜木が我に返ります。

 

そして、フリースロー1本目を決め、2本目は外しますが、流川のリバウンドから赤木にボールが渡り、ダンクを決めます。

赤木が復活し、田岡監督は稜南6点リードでタイムアウトを取ります。

田岡は福田に声を掛け、湘北がマンツーマンで来る限りは桜木が相手をしている福田中心で点を取って行く作戦を継続します。

そして、湘北もマッチアップに差がある越野のディフェンスの相手の三井中心で攻めようとします。

 

しかし、ディフェンスのザルな桜木から福田が点を取りまくります。

そして、前半残り2分仙道からのパスで福田がスーパーなアリウ―プを決めます。

観客席にいた牧もこのスーパープレーで「こりゃ、決まりかな」と言います。

そして、ジャンプした際に足を滑らせてイスに頭を衝突してしまった桜木は流血してしまい、ベンチに下がります。

桜木は悔しさで震えます。

そして、試合は前半終了間近、三井の3Pシュートが連続で決まり、26対32で稜南6点リードで前半が終了します。

 

ハーフタイム。

観客席の清田が流川が前半全く、勝負しなかった事に疑問を持ちます。

稜南の控え室でも仙道が流川が全く勝負を挑まなかった事に疑問を持ちます。

そして、湘北の控え室で桜木がローカーを殴り、キレます。

 

後半開始。

仙道がスタミナのある植草を前半だけでかなり消耗させた宮城を注意します。

そして、やはり仙道が一番気になっているのは流川。

仙道は流川に「おい、何を考えてやがる」と聞きます。

それに対して、流川は「フン」と答えます。

観客から観ていた清田と仙道は体力に不安がある流川が前半を捨て、最初から後半に全てを賭けるつもりだったと理解しました。

 

流川は「てめーに勝つためだ。覚悟しな」

流川は早速、チェンジ・オブ・ペースから股通しドリブルでシュートを決めます。

試合は4点差に縮めました。

 

湘北は福田のマークを三井がして、桜木は池上につかせました。

不満げな桜木は池上に抜かれます。

しかし、赤木がすぐにフォローしてブロックします。

流川が仙道からファウルを貰いつつ、シュートを決めついに1点差にします。

 

稜南も福田で攻めますが、三井が密着マークします。

田岡監督は三井のファウルと体力を奪う作戦に出ます。

湘北の選手層の薄さが弱点とみて、三井をベンチに下げさせようとします。

そして、後半は魚住と仙道で点を取る作戦に出ます。

湘北も流川で対抗して、試合は仙道と流川の1on1状態になります。

 

試合はここから、両チーム我慢の時間帯となりました。

ミスによる失点で、1点差にされた稜南は福田のオフェンシブ・ファウルで攻撃の芽をつぶすも2mセンター魚住を中心に据えた固い守りで湘北にシュートチャンスを与えず、30秒ヴァイオレーションでボールを奪い返します。

それに対して、湘北ディフェンスは魚住を赤木が福田を三井が、仙道を流川が懸命の守りで抑えて、稜南の得点源を防ぎます。

そして、ここから約3分も間両チーム1点も与えませんでした。

 

均衡を破ったのは稜南でした。

仙道がダブルクラッチを決めます。

しかし、湘北も流川の3Pシュートが決まり、ついに試合を同点にします。

ここから、両チーム互いに点を取り、福田の得点で稜南が2点リードします。

どうしても、福田に勝ちたい桜木はフェイントを入れ、無理な体勢でのシュートを放ちます。

稜南は魚住がリバウンドを取りに行きます。

シュートは外れ、リバウンドを取り、また無理なシュートを放ち、外れリバウンドを取ります。

しかし、桜木は練習したシュートフォームを思い出し、シュートを放ちます。

すると、魚住のブロックが手に当たり、ファウルをしてしまいます。

 

稜南はこれで4ファウルになった魚住をベンチに引き下げます。

桜木のフリースローは2本とも外れますが、リバウンドから三井の3Pが決まり、逆転します。

ここから、湘北の猛攻が始まり、しまいには赤木のアリウ―プが出てしまうものでした。

桜木のリバウンドも絶好調で、試合は53対46で湘北の7点リードとなります。

変わって入った菅平と赤木のセンターのミスマッチがある稜南は魚住が「試合に出して下さい」と田岡監督に直訴しますが、田岡監督は残り5分で魚住を投入しようとして、残り時間8分27秒の時点では出そうとしませんでした。

 

田岡監督は湘北がいくつもの不安要素を抱えて、今はそれが表面化していないだけだと考えていたのです。

その不安要素が表面化した時に魚住を出そうと考えていたのです。

 

しかし、湘北の勢いは止まりません。

残り時間、6分15秒で試合は59対46で湘北の13点リードとなります。

この状況に魚住に我慢と言って来た田岡監督ですが、ついに我慢の限界を迎え、4ファウルの魚住を投入します。

 

しかし、宮城の速攻からレイアップが決め、試合を15点差にします。

稜南は完全にがけっぷちに追いつめられました。

普通、こういうのは主人公がいるチームが絶体絶命のピンチに立たされて、逆転の場合が多いですが、この試合は違います。

主人公がいるチームが圧倒的にリードして有利な状況で終盤を迎えているのです。

 

稜南は魚住が赤木に勝負を挑み、チャージングの境界線を引きます。

しかし、30秒直前魚住から仙道へパスが渡り、福田がシュートを決めます。

ディフェンスも魚住がファウルギリギリのブロックとリバウンドを取り、仙道が点を取りに行きます。

 

残り時間5分2秒で、試合は61対49で湘北の13点リード。

流川が対応しますが、シュートを決め、バスケットカウントワンスローを貰い、フリースローも決め、試合を10点差に縮めます。

 

少しずつ稜南に流れが生き、仙道にとって追い付かれる不気味さが漂います。

そして、仙道のパスカットから2人抜きワンハンドダンクが決まり、8点差に縮めます。

 

しかし、湘北も流川が直ぐに取り返し、再び点差を10点に広げます。

その直後、宮城が仙道をブロックしに行き、ファウルを取られてしまいます。

これが田岡監督が考えていた不安要素その1ファウル・トラブルでした。

ファウルを貰いながら仙道のシュートが決まり、宮城はこれでファウル4つとなりました。

フリースローも決め、点差を7点差に縮めます。

 

そして、ファウル・トラブルから宮城と交代させようとしますが、湘北はベンチ層が弱いです。

これが不安要素その2選手層が薄いでした。

 

しかし、湘北は流川がフェイントで仙道を交し、ワンハンドダンクを決めます。

稜南も仙道のフェイダウェイシュートを決めます。

湘北も取り返そうとしますが、稜南ディフェンスに30秒オーバータイムを取られてしまいます。

そして、仙道の3Pが決まり、試合を4点差まで縮めます。

 

たまらず、湘北はタイムアウトを取ります。

しかし、安西監督不在で対策は特に考えられず、あたふたしているのはリードしている湘北ベンチとなりました。

これが湘北の最大の不安要素安西監督の不在です。

 

試合が再開され、稜南はゾーンプレスで一気に勝負に出ます。

そして、桜木が赤木へパスミスをしてしまいます。

これが不安要素その4素人桜木でした。

 

そして、仙道のフェイダウェイシュートが決まり、赤木が4つ目のファウルをしてしまいます。

その直後、体力の限界を迎えていた三井がコートに倒れてしまいます。

交代で小暮が入りますが、仙道がフリースローも決め、ついに1点差にします。

土壇場の湘北は会場の稜南の応援に飲みこまれます。

その直後、会場に先にインターハイ出場を決めた柔道部の青田が現れます。

青田に気付いた赤木は全国を意識します。

 

小暮にパスが渡り、シュートをしますが魚住にブロックされてしまいます。

そして、仙道のカウンター。

牧は「ここで勝負が決まる」と言い放ちます。

仙道から福田へノールックバックパスが通り、牧も「稜南の勝ちだ」と確信します。

しかし、福田のシュートを桜木がブロックします。

立て続けに越野がシュートを放ちますが、今度は赤木がブロックをします。

そして、仙道のフェイントから流川を抜きますが、桜木がこれに反応して、ヘルドボールにします。

しかし、ジャンプボールで桜木がタイミングを間違え、早く飛んでしまい、稜南ボールとなります。

 

牧は「次の1ゴールを取った方が全国だ」と言います。

30秒間近、仙道から魚住へこの日最高のパスが通りました。

そして、魚住が赤木に「お前も4つだ。ファウルが怖かろう」と言い、赤木を躊躇さえシュートを放ちますが、桜木がブロックします。

 

田岡監督は桜木のポジショニングに驚きます。

湘北の不安要素だと決めつけていた桜木を稜南の不安要素でもあるのかと考えます。

桜木がシュートを放ちますが、外れ自らリバウンドを取ります。

もう一度シュートを放とうとしますが、宮城に「打つな戻せ」と指示し宮城にボールが渡ります。

宮城のパスを越野がカットしますが、クロスラインとなります。

田岡監督は池上を呼び、「赤木か流川にボールが渡ったらダブルチームに行け。小暮はある程度離しておいていい」と指示します。

赤木はこの作戦を聞いていました。

 

そして、流川にボールが渡り、仙道と池上のダブルチームに行き、流川からボールをカットしますが、池上のパスを桜木がカットします。

そして、桜木は小暮にパスをします。

赤木は「小暮フリーだうって」と叫びます。

フリーになった小暮は3Pシュートを放ち決めます。

 

残り58秒で4点差に広がった稜南はタイムアウトを取ります。

湘北は小暮を称えます。

そして、田岡監督は小暮を「あいつも3年間頑張ってきた男なんだ。侮ってはいけなかった」と心の中で思います。

 

そして、ラスト

仙道が3人を抜いてシュートを決め、2点差に縮めます。

牧はこの仙道の土壇場のプレイに驚きます。

そして、湘北の攻めになり、赤木が魚住と勝負をし、魚住を交しシュートを放ちますが、福田のプレッシャーでシュートを外してしまいます。

しかし、桜木がリバウンドからそのままダンクを決め、試合を決めました。

 

試合を決めた桜木ですが、「戻っれ!!センドーが狙ってくるぞ」と言い放ちます。

稜南との練習試合で仙道にラストプレーで逆転された試合の教訓を活かしそう湘北メンバーに指示します。

 

そのままタイムアップとなり、湘北が全国出場を決めました。

喜ぶに沸く湘北ベンチ。

 

桜木が小暮に「メガネ君。引退がのびたな」と言い放ちます。

小暮は「泣かせるなよ。問題児のクセに」と答えます。

 

試合後の終了の挨拶の為、両チームが整列しようとしますが、赤木が泣き崩れて動けません。

それを観た桜木が赤木の肩を組み「さぁ、整列だ」と言います。

そして、表彰式の為、海南の選手がコートに降りようとしますが、牧が仙道を見つめ、「全国でみてみたかったけどな。仙道を」と心の中で思います。

 

そして、田岡監督は試合後のインタビューで敗因を「あとほんの一押しだった所を桜木と小暮にやられた。私はあの二人が湘北の不安要素と決めつけていた。桜木は危険な素人と小暮は層の薄いベンチ要因。だが、彼らが試合を決めた。敗因はこの私。稜南の選手たちは最高のプレイをした」と答えました。

 

結局、稜南は一度も逆転できずに湘北の勝利となりました。


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